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インラインスケートのウィール

  • ウィールの数
    インラインスケートのウィールは片足4輪タイプが一番多い。上級者用フィットネス・スケートやスピードスケートになると5ウィールのものもある。 また、ウィールのサイズが大きくなってきていて、125mmウィールの場合は3輪というのもある。

  • 直径と硬さ
    ウィールはサイズの直径と硬さの番号表示で区分される。硬度は番号が大きくなるにつれて硬くなる。硬いものはスピードが出るし長持ちするが一方で路面のグリップは柔らかいものの方が良いので目的や好みにより選択することになる。
    90mm/83a といったら、直径90ミリメートルで硬さ(Durometer)83a、フィットネス・スケートで一般的なウィールの一種類である。(以上 2008年に執筆)
    [加筆] その後ウィール・サイズは大きくなる一方で、2015年では100mm〜110mmが主流となり、スピード用には125mmというべーグルみたいなものも出てきた。

  • ローテーション
    ウィールは均等には磨耗しないので定期的にローテーションすることでウィールが長持ちするし、また、快適スケートができる。
    ローテーションする時期に決まりは無いが、目で見てウィールごとの減り具合にばらつきがわかるようになったらローテンション時だ。
    一般的なローテーション(初回)は次のとおり。

    夫々の足のウィールを前から1番2番・・・とした場合、次のように入れ替える。

    4輪:
    L1-L2-L3-L4 と R1-R2-R3-R4
     ↓
    L3-L4-L1-L2 と R3-R4-R1-R2。
    これは左右は入れ替えないメソッドなので、この場合、ウィールをフリップ・オーバーさせてインサイドとアウトサイドを逆に装填する。理由は、通常のスケーティングでは圧倒的にインサイドが磨耗するから。
    二回目以降は、減り具合により位置を決めていく。一般的には、一番前と一番うしろに大きなウィール、真中のふたつは小さいものと言われているが、スラロームや小さなターンなどをするには一番前に一番小さなウィールを持ってくると小回りがきく。

    5輪:
    夫々のウィールをふたつおきにアドバンス。
    L1→L4、L2→L5、L3→L1
    5はodd numberなのですべてが2ポジションという結果は不可能であり、上記の例の場合はL3のみが1ポジション交換となる。

  • ネジの締め具合
    ウィールをセットしてどの程度ネジを締めるかは迷うところ。
    緩すぎると走行中に外れてしまいそうな気がするし、かといって、タイトに締めすぎると明らかにスピンのパフォーマンスが低下する。
    わたしの場合、外れない程度の緩さのぎりぎりを目指している。六角レンチ(Allen Wrench)はいつも携帯しているのでもし緩すぎたら締めることができる。

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